生徒が問題を解いている様子をみていると、書くのが早すぎないかなという子がいます。
そういう子は案の定、問題文の読み飛ばしによる勘違いが多かったり、なぜそうなるのかをよく考えずに無理やり覚えたりになりがちです。
読むスピードや思考スピードと書くスピードがマッチしていないのです。
逆かもしれないですね。
読んだり思考したりが面倒くさかったり、つらかったりで逃げてしまい、それに伴って書くのが早くなってしまっているのかもしれません。
けれど、これではがんばってたくさん書いているのに、効果はいまいちという状態になってしまいます。
さらに、がんばっているのに結果がでなくて自信喪失してしまう恐れも…
しっかり読んだり、じっくり思考したりは、慣れていなければつらいものです。
しかし、これらによって本当に分かったという喜びも生まれます。
癖みたいなものでなかなか変えづらいですが、まずは意識するところからはじめてみましょう。