以前から塾の小テストの合格率と定期テストの結果には、相関関係があるということを書いています。
理由の1つは、小テストごとに確認していれば、数学・英語はテスト期間に入る前に大まかな理解ができるので、他の科目にかけられる時間が増えることだと思います。
そして、テスト期間の生徒たちの様子をみているともう1つ気づくのが、小テストごとにしっかり確認してきている子たちの方が、自分なりの勉強の型ができてくるのが早いということです。
小テストの準備が不十分な子たちは、どのくらいの状態まで仕上げればテストで得点できるのかの基準ができていないので、何をどのくらいやればよいのかが分からず、中途半端な勉強に終わってしまうことが多いです。
また、自分の理解を確認する習慣がついていないので、ゴリ押しで丸暗記という勉強にもなりやすいです。
1つ1つの小テストは、すぐに復習できるような分量なので、できていなくても取り返せるような気になるかもしれませんが、積み重なってとても大きな差になります。
中間テスト期間に入っているので、しばらく小テストはありませんが、再開したらその辺りを意識して取り組んでみてほしいです。