毎年なんですけれどね。
少し計算力に自信があったり、単にめんどくさかったりで途中式をきちんと書かない子がいます。
ミスが増えるとか、間違えた時の原因が発見できなくなるとか
いろいろ言って説得します。
それでもなかなか書かない子はいます。
そこそこ計算力のある子たちは、それでノーミスとは言わずとも9割方正解していたりするので
こんだけできてるしいいやん
となって説得に応じにくかったりします。
しかし、四則計算の括弧も指数も全部入りのところまでくると、ほとんどの子が途中式をきちんと書かないとボロボロになります。
こちらとしてはチャンスです。
ここぞとばかりに
そんなに間違っちゃうんだから書こうね。
一回ぼくの言うことをきいてみようね。
大人げないかもしれませんが、このタイミングで適切な途中式の書き方をねじ込みます。
やっぱり、ちゃんとまねして書けば正解率が跳ね上がるんですよね。
これから学ぶ数学全般で、考え方をきちんと整理して頭の中に入れていくということが大切です。
まずは丁寧に考え方を書く習慣をつけましょう。
整理できていない状態で頭の中で処理しようとするのは、結局は遠回りになることがほとんどですよ。